2017年06月28日

新譜リリースのお知らせ

acappella

vocodacappella

今月に入ってからずっとお知らせしていましたが、いよいよ今日、新譜『Portrait - Acappella - 』と『Portrait - Vocodacappella - 』がリリースされました。

今回のアルバムは、実は全く同じ楽譜を使って全く違う音を作ってみようという試みからスタートした企画なんです。
『Portrait - Acappella - 』と『Portrait - Vocodacappella - 』はどちらも全く同じ楽譜で歌われているアカペラのアルバムなんですが、『Portrait - Vocodacappella - 』はちょっと面白い、世界的に見ても珍しい試みで作られたアルバムです。

『Portrait - Acappella - 』はその名の通り、アカペラによるセルフカバーアルバムなんですが、『Portrait - Vocodacappella - 』はアカペラではありません。
同じ楽譜を使っているのは確かなんですが、こちらはアカペラではなくアカペラのように聞こえるコンピューター・ミュージックというのが正しいかもしれません。

『Vocodacappella』というのは『Vocoder』と『Acappella』を合わせて僕が作った造語です。

『Vocoder』というのは、簡単に言えば『歌うシンセサイザー』です。
人の声や何かの音をマイクから取り込んで、その音で演奏をすることができるシンセサイザーです。
YMOの『TECHNOPOLIS』という楽曲のオープニングに『TOKYO』というロボットボイスが入りますが、あれがまさにVocoderの音です。
ちなみに『Sampler』というシンセサイザーもありますが、それとは違います。

その原理を説明すると長くなりますので割愛しますが、そのシンセサイザーを使って、僕の声をシンセサイザーを通してロボットボイスにしてアカペラを歌っているのが『Vocodacappella』です。

二つのアルバムのリズムパート、ヴォーカル・パーカッションと歌っているフレーズは共通ですが、音が全く違うんですね。
一つは全部人の声だけで歌っているアカペラ、もう一つはヴォコーダー・コーラスのコンピューター・ミュージックです。

全く同じ楽譜で全く違う音を作る、という僕の試みはうまく成功したと思います。

どんな音なのか、気になる人は今すぐ、Apple Music・Google Play Music・Amazon Prime Musicなど主な配信サイトをチェックしてください。
大体どこからも配信されています。

ちなみに今回は、久しぶりにレコチョクからも配信することにしました。
レコチョクで『浅き夢見じ』をダウンロードして聴いてくれていたという方も多いみたいですし、今回はレコチョクからも出しました。

また、どうしてもCDが良いという方は、CDもインテルメッツォYahoo!店でお取り扱いしていますので、そちらをご利用ください。

本日よりニューアルバム『Portrait』の二作のプロモーションムービーもYouTubeにて公開していますので是非ご覧ください

では、本日発売の『Portrait - Acappella - 』と『Portrait - Vocodacappella - 』、ぜひよろしくお願いします!

【新譜情報】
【Portrait - Acappella - 】
発売日:2017年6月28日
収録曲数:12
価格:2500円

【Portrait - Vocodacappella - 】
発売日:2017年6月28日
収録曲数:12
価格:2500円

Portrait プロモーションムービー

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☆★☆ Information ☆★☆

【お知らせ】
shaoku
この度、株式会社インテルメッツォは新社屋を完成しました。
これも偏に僕の音楽を支持してくださる皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。

インテルメッツォのホームページにて社屋の内部を公開していますので、ぜひともご覧ください。
下記URLのインテルメッツォのホームボタンのトップ、一番上の今日のブログの写真と同じ『新社屋完成』と言うバナーをクリックしていただければ、社内の様子を写真で公開したページをご覧いただけます。

インテルメッツォ ホームページへ

お近くへお越しの際はぜひともお立ち寄りください。
その際はe-mailにてご連絡くださると助かります。


【アルバム情報】
2月29日、新譜『I'm on your side』及び『synclassic relax』がiTunesよりリリースされました。
どちらも自信作ですのでぜひお聴きください。

特に『I'm on your side』は2014年リリースの『約束』以来2年ぶりのフルアルバムですので、ご期待ください。
同日、インテルメッツォYahoo!店にてCDの販売も開始します。

今日リリースしたいと思ったのは、2月29日と言う日は4年に一度のうるう年にしかないわけですし、とても特別な日だと思うからです。
何か特別な事をするならば特別な日に、と言うだけの事ですけど、そのために大分前から準備してきたことがようやく実を結ぶわけですし、感無量です。

聴いていただいた方の心に響く楽曲がある事を願っています。

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【YouTubeプロモーションムービー】
Mayim Mayim〜花を咲かせよう〜
翼をください

【新譜情報】
2016年2月29日、新譜『I'm on your side』及び『synclassic relax』がiTunesよりリリースされます。
どちらも自信作ですのでぜひお聴きください。

特に『I'm on your side』は2014年リリースの『約束』以来2年ぶりのフルアルバムですので、ご期待ください。
同日、インテルメッツォYahoo!店にてCDの販売も開始します。

宜しくお願い致します。

shinya_yagyu at 00:00│Comments(4) お知らせ 

この記事へのコメント

1. Posted by まゆ子   2017年06月28日 00:34
あれれ?
もうこの時間から朝8:00更新のブログをUPでしてもろよしいのですか?

それにしても今日は、ハッピーバースデーメッセージ&ジャケットカッコ良い〜〜!の嵐でしょうね。

改めまして、お誕生日おめでとうございます。
これからも色々な思い出が増えると良いですね。

『Portrait - Acappella - 』と『Portrait - Vocodacappella - 』、ヘッドフォンでじっくり聴くのが楽しみです。
2. Posted by 柳生伸也   2017年06月28日 00:42
まゆ子さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

今日はリリース日ですので、特別に0時更新です。
中々ない事なんですけど、特別な日ですから。

誕生日のメッセージありがとうございます。
僕にとって特別なこの日、どうしてもリリースしたかったんですが、何とか間に合わせることができました。
最終的な音を煮詰めているころ、本当にギリギリのタイミングで完成したんですよね。
今、ようやくちょっとホッとしています。

さて、ひた隠しに隠してきたこのジャケット、気に入っていただけましたか?
気に入っていただけていたらうれしいです。
そして肝心の中身、気に入ってもらえることを心から願っています。
3. Posted by reiko   2017年06月28日 23:14
お誕生日おめでとうございます。これからの一年が柳生さんにとってたくさんの幸せで満たされますように・・・。2つのCD届きました。すべてアカペラで歌いこなしている柳生さんはすごすぎます。ベースやドラムの音、すべてアカペラで演奏されてカッコよかったです。歌詞が柔らかく、でもストレートに伝わってきました。
コンピューターミュージックは今まできいたことの無い音ですけど、ちゃんと歌詞を歌いこなしていてまた違う感じに聴こえて面白かったです。ジャケットも合わせて柳生さんの肖像画がコンピューターグラフィックでデザインされていますね。この二つのCDはセットで買うと良いですね。聞き比べができて、とても良かったです。
4. Posted by 柳生伸也   2017年06月29日 00:45
reikoさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

バースデーメッセージもありがとうございます。
来年の今日、この一年を振り返って『良い一年だった』と心の底から思えるように一生懸命活動したいと思います。
これからも変わらぬ応援をよろしくお願いします。

さて、無事CD届いたようで良かったです。
今回のアルバムはアカペラ・アルバムですので、全パート、楽器無しで全て僕の声だけで演奏しています。

いつもならピアノで片手で弾ける3和音でさえ一つずつの音を3回歌ってやっと録音できるわけですから、非常に大変でした。
けど、自分の声に自分の声がハモるので、音響的に一番近い音ですから理想的なハーモニーを作ることができて、作品としては大変良くできたと自負しています。

ヴォコーダカペラの方は、多分世界的に見てもかなり珍しい音で、皆さん初めて聞かれる音だと思います。
ちょっと癖が強い音ですけど、アカペラの方と聴き比べていただけると面白いと思います。
是非とも二つの作品を手に、比べつつ聴いてもらいたいです。

ジャケットもデザインを考えるのにかなり苦労しましたが、こちらもかなり気に入っています。
鉛筆画のアカペラ、ポリゴンのヴォコーダカペラと、全く同じ楽譜で違う音、と言うコンセプトをジャケットでもうまく表せているかなと思っています。

ともかく、今日は様々ありがとうございました。

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