2013年05月26日

横山光輝 豊臣秀吉

hideyoshi
以前、よく行っていた喫茶店に横山光輝先生の『水滸伝』が置いてありました。
僕はコーヒーを楽しみつつそれを読むのが結構楽しみだったんですが、その店のある方へあまり行かなくなってしまって、結局、水滸伝は途中までしか読む事ができませんでした。

続きを読みたいなぁと思っていて、時々古本屋などを探していたんですが、ある古本屋の横山光輝先生の作品が並んでいる棚で『異本太閤記 豊臣秀吉』と言う作品を見つけました。
豊臣秀吉の話は子供の頃に伝記を読んでよく知っているんですが、『異本太閤記』と言う部分が気になって読んでみる事にしました。

史実に基づいた話ですので、もちろん大筋ではほとんど他の作品との違いはありませんでしたが、さすがに歴史マンガの大家の描く作品だけあって、全7巻、最初から最後までサラサラっと読んでしまいました。
低い身分に生まれながら、その知恵と努力で天下人にまで成り上がる豊臣秀吉の話は、やっぱり日本人好みですね。

7巻を読み始めたとき、『まだこんなところで、これでちゃんと豊臣秀吉の一生を描けるんだろうか?』と思ったんですが、天下人になった後の事は簡単にまとめられてしまっていました。
まぁ、豊臣秀吉の場合、やっぱり成り上がる間の話が面白いんであって、頂点に立った後は面白くも何とも無いですからね。

他にも『織田信長』や『武田信玄』、『平家物語』など面白そうな作品が沢山あったので、機会があれば読んでみたいですね。
もちろん、代表作の『三国志』もなんですが、如何せん60巻ほどありますし、読み始めたら最後まで読みたいですから、それはもう少し時間が出来たら、と言う事にしようと思います。

と言うわけで、また水滸伝は読めませんでしたが、良い作品を読む事ができて満足しています。

shinya_yagyu at 08:30│Comments(0) 雑記 

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