2011年05月22日

voice朗読会

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今朝は、どんよりとした朝でした。
黒い雲が空を埋め尽くしていて、もうすぐどっと雨が降ってると言う予感がする朝でした。

降らないでくれるといいんだけどと思いつつ、今日の会場である名古屋市千種区へ車を走らせていると、走り始めて30分くらいで降り始めました。
更にしばらく経つと、スコールのような激しい雨になって、ワイパーをHighでかけても前がほとんど見えないような状況でした。

と言うような状況で会場近くに着くと、雨は幾分か小降りになっていました。
このまま止んでしまえばいいのに、と思っていましたが、開始時間にはまだ降っていました。

さて、僕は朗読会という会合に、出演者として(朗読したわけではないですけど)参加するのは初めてでしたが、なかなか面白いものですね。
歌舞伎、詩、絵本、歌詞、童話、ともかくありとあらゆる文章を、読むわけですが、読み手によって特徴があって、元々知っていた文章も、また違った魅力を感じる事が出来ました。
今度は、僕も何か朗読してみたいと思ったんですけど、僕はそんなに流暢に話せるほうではないですからね。
厳しい練習が必要な気がします。

今日感じたのは、詩と言うのは文字で読むよりも、ああやって朗読してもらった方がよりそのよさが分かるものなんじゃないかと言うことです。
ひょっとしたら、読み手の感性に左右されてしまうので、書き手の思いとは違った表現になっているかもしれないですけど、少なくとも、創作詩に関しては、書いた人に読んでもらうのが一番正しい楽しみ方なんじゃないかと言う気がしました。

と言う訳で、一通り朗読会が終了し、10分間程度の休憩の後、僕のライヴでした。

今回は、会場にあるデジタルピアノでの弾き語りで、いつものライヴとは一線を画す形態だったと思うんですが、会場の雰囲気や朗読会からの流れと言う意味では正しいスタイルだったんじゃないかと思っています。
ガチャガチャしたバッキングは必要なかっただろうと。
いつもの3人でのアコースティックならいいかも知れないですけどね。

苦労したのは、これまでに経験の無い88鍵ウエイティッド・キーのタッチです。
しかも、1曲目はこれまでライヴではピアノを弾いたことが無かった『浅き夢見じ』でした。
緊張しましたね。

会場のデジタルピアノはM-Audio製のProKeys88SXと言うもので、ハンマーアクションのウエイティッド・キーではなくて、セミウエイティッドと言うものなので、若干軽いんですけど、それでもいつものライトタッチとは全然違って、ちょっと難しかったです。
それに、88鍵の音域を全く使いこなせていなかったんじゃないかと言う気がします。
61鍵ライトタッチには慣れてますけどね。

歌と喋りと、ライヴを観てくれた事のある人には分かるあのコーナーで何とかやりきる事ができたのは、見てくださったお客さんの暖かい拍手のおかげだと思います。
ありがとうございました。
もっと精進して、また聴いてもらいたいです。

こういうイベントでのライヴと言うのは初めての経験ですし、本当に良い経験になりました。
お誘いくださったgallery rikkaの近藤さん、本当にどうもありがとうございました。

ライヴを終えて外に出てみると、雨はすっかり上がっていい天気になっていました。
お客さんは、帰り道では傘は使わなくても良くなったわけで、本当に良かったです。

実は、今日は更に一つニュースがあるんですが、それは明日のブログに書こうと思います。

shinya_yagyu at 23:52│Comments(2) 活動記録 

この記事へのコメント

1. Posted by ぴーちゃん   2011年05月23日 01:18
4 やはり伸也君は、晴れ男ですね。家を出る時にポツポツし始め、三好の辺りで激しくなったものも、名古屋に入ったら小降りになりました。あの雨からだと、やっぱり奇跡です。それで朗読会ですが、今まで味わったことのないものでした。でも、少し堅苦しいような所もありました。そしてライブですが、今まで聞いたことがない空間のこともあり、伝わり方が違いました。あのような所では、1曲ぐらいアカペラでも聞いてみたいです。そうそう伸也君の朗読ですが、伸也君自身の曲の詞でもいいと思います。そして朗読後に歌うというスタイルも、なかなかだと思いますよ。
2. Posted by 柳生伸也   2011年05月23日 09:56
ぴーちゃん、コメントありがとうございます。

晴れ男とか雨男とか、そう言う人が本当にいるかどうかは分かりませんけど、案外僕は晴れて欲しいときに晴れる事が多いタイプみたいです。
朝から晴れてくれたら言う事無かったんですけどね。

rikkaはいい雰囲気ですよね。
暗いところで間接照明を使っているので少し温かみのある印象になるんでしょうね。
またやりたい場所のひとつです。

歌詞を朗読して歌うと言うのは、何だか以前あった、うちの局の某番組の某コーナー(分からない人には全然分からない話ですが)みたいですね。(笑)
考えてみますね。

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