2009年11月01日

タビックス

P1000006昨日、笠松刑務所で控え室代わりに使っていた面会者のための待合室で、差し入れのために買う商品の中で面白いものを見つけました。

タビックスと言うのは、指先が又(親指とその他で又状)になっていて、膝上まである鳶職用のソックスです。
タビ状になったハイソックスでタビックスです。

昔、テレビでそう言うものがあると言う話は聞いたことがあったんですが、あの場所では結構大々的に売られていて驚きました。
需要があるから置いてあるんでしょうね。


ところで、その面会者の待合室に『面会者心得』と言うものが掲示してあって、気になる記述がありました。

『面会者は面会時間が30分を下回らないようにする事』

普通、『〇〇分を超えないように』と上限を区切ることはあっても、『〇〇分を下回らないように』と下限を区切ることってないですよね。
よっぽど嫌なことじゃない限り。

多分、収監中に近親者や関係者と関わる時間を少しでも多く持つことが、その受刑者の更生の役に立つんでしょうね。
『この人たちに心配や迷惑をかけてしまっている』と言うことを思うんでしょうか?
あるいは、『出所後はこの恩に応えるためにもまじめに生きていかなくては』と決意を固めるのかも知れませんね。

いずれにしても、普段は中々目にすることのできない場所に行けたと言うのは、なかなか価値のある経験でした。

shinya_yagyu at 11:55│Comments(0) 雑記 

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